リライト

2025年初夏公開

新感覚“タイムリープ×青春ミステリ”

池田エライザ 阿達 慶
監督 松居大悟 脚本 上田 誠
原作 法条 遥『リライト』(ハヤカワ文庫)
配給 バンダイナムコフィルムワークス

2025 初夏

NEWS

6/25(水)映画『リライト』3年4組舞台挨拶イベントレポート

2025/06/26 10:00 up!

久々の再会に一同歓喜!

倉 悠貴、山谷花純、大関れいか、森田 想、福永朱梨、尾美としのり、松居大悟(監督)登壇

映画『リライト』の中でクラスメイト役で出演するメンバーが集合した3年4組 舞台挨拶が6月25日(水)に、TOHOシネマズ新宿で実施。倉 悠貴さん(茂役)、山谷花純さん(敦子役)、大関れいかさん(亜由美役)、森田 想さん(唯役)、福永朱梨さん(晴子役)、尾美としのりさん(細田先生役)、松居大悟さん(監督)が登壇しました。倉さんと松居監督以外は、本イベントが初参加。

会場から大きな拍手が鳴り響く中、仲の良い雰囲気で登場し、和やかにイベントがスタートしました!

 

今回、高校生役と、10年後の大人役を演じたことについて質問を受けると、

倉さんはまず「(高校生役)大丈夫でしたか?」と客席に問いかけると、客席からは拍手が。続けて、「みんなで綱渡りをしている気分で高校生を演じました。高校生と10年後を演じることはなかなかないので役作りも面白かったです。」と話し、

松居監督は「前半高校生パートを撮影して、だんだん大人パートを撮っていったのでみんなでちょっとずつ歳をとっていくみたいな感じだった」と当時を振り返り、

大関さんは「前半は、まだ仲良くなりきれていなくて少しよそよそしかったんです。もっと後にも高校生パートを撮れたらという欲はありました」と明かしました。

 

謎の転校生、未来人の保彦を演じた阿達 慶さんの話題に話が進むと皆口々に「一人だけ10代だったから、本当に未来人というか、肌感がちがった」「メイクもほとんど要らないし」「流石だなと思ったのは、顔に汗かかなかったの」と阿達さんの凄さを褒めあう場面も。

松居監督も「ここにいるみんな、それぞれが(阿達くんと)2人のシーンがあるんですけど、相手によって阿達くんの雰囲気が違っていた。大関さんと一緒の時はなぜかリラックスして結構話していました」と明かし、

これを受けて大関さんは「普段何してるの?とか普通に話していました。私は松居組に育てていただいたところがあるので、アドリブをめちゃくちゃかましちゃうんです。阿達くんは戸惑っていたけど巻き込んでガンガンやっていたら途中から目が合わなくなりました。笑」と撮影中のエピソードを披露しました。

  

それぞれの演出について、松居監督は「茂以外のみんなは演出を変えました。でも関係性はわりとお任せしていた」と解説し、これに茂役の倉さんも同意。「僕と松居さんだけみんなが何周目か知っているので」と得意気な表情をみせた。

撮影を振り返った倉さんは「僕は保彦とのシーンが多かったので、僕のときは阿達くんからアドリブをかましてきた」と改めて阿達さんとの思い出を語りました。

 

茂が重大な秘密を打ち明けるシーンの撮影について、

松居監督は「同級生全員がひと夏をしっかり過ごしている背景もあり、茂が打ち明けるシーンは、崩れ落ちる人、泣く人、怒る人、反省する人がいたりで、今の演技を10倍でやってくださいと言ったりしました。あのシーンはきつかったです。」と当時の想いを吐露。

すると倉さんはすかさず「あの夏は地獄だった、、、」と劇中の台詞を語り、会場を笑いに包んでいました。

  

イベントの中盤、3年4組の担任・細田先生を演じた尾美としのりさんが登場し、会場がさらに盛り上がりました。

明るく挨拶し場を和ませた尾美さんの代表作は、尾道で撮影された名作『時をかける少女』。撮影当時、17~8歳だった尾美さんが、『リライト』の撮影当時17歳だった阿達さんや他の生徒役の印象を聞かれると「皆さんすごくお上手で、個人的に楽しませていただきました」と語り、今回の撮影で尾美さんから提案した演出として「『時をかける少女』に出演した時に先生役を岸部一徳さんが演じていて、ネクタイをいじる、というお芝居をしていたので、それを真似しても良いか監督にお話しして取り入れました」と裏話を明かしてくれました。

また、尾美さんと初共演の倉さんは「今回初めましてだったのですが、とても柔らかい方なのでいるだけで安心感がありました。そのまま先生としていてくれました」と緊張の面持ちで語り、森田さんも「同窓会のシーンは尾美さんもいてくれて、私は先生に近いところにいたので、アドリブを入れてリードをしていただきました」と尾美さんとのエピソードを披露した。

    

最後に尾美さんは「もう2回ぐらい観ても楽しめる作品だと思います」とアピール。それを受けてMCが「2回以上観た方いらっしゃいますか?」と問いかけると、客席からは多くの手が挙がりました。

それを見て嬉しそうに福永さんは「誰に注目して観るかで感じ方が変わってくる映画なので面白いと思います。何度も楽しんでいただけると嬉しいです」とコメント。

森田さんは「撮影しているときから、みんなと仲良くなって、実際に舞台挨拶に出たいねと話していたので、先生も一緒に今日この場に立てて嬉しい、またおかわりしてください」。

大関さんは「私ももう一回来週あたりに観に行きたいです。後ろにいる私たちも面白い動きしていると思うのでそこに注目してまた観ていただけたら」とコメント。

山谷さんは「この作品は大人の層が観て楽しめる映画だと思います。帰り道、自分が主人公だった時の学生時代を思い出して帰路についてほしい」、

倉さんは「二度三度目でもおいしい映画なので、次観るときは茂目線で観ていただけたら嬉しいです」と自身が演じた役をアピールし大団円で舞台挨拶は幕を閉じました。