リライト

2025年初夏公開

新感覚“タイムリープ×青春ミステリ”

池田エライザ 阿達 慶
監督 松居大悟 脚本 上田 誠
原作 法条 遥『リライト』(ハヤカワ文庫)
配給 バンダイナムコフィルムワークス

2025 初夏

Introduction

監督:松居大悟、脚本:上田 誠のタッグが贈る!
史上最悪のパラドックス <タイムリープ×青春ミステリ>
この青春は、分解される―
監督:松居大悟、脚本:上田 誠の
タッグが贈る!
史上最悪のパラドックス
<タイムリープ×青春ミステリ>
この青春は、分解される―
数々の青春映画で若い世代から圧倒的な支持を集める松居大悟と、“時間もの”で高い評価を獲得している上田 誠(ヨーロッパ企画)。
“師弟関係”にある両者が初めてタッグを組んだ。原作は、「これを映画にしたい。やるなら松居大悟監督と!」と上田が熱望した、
法条 遥「リライト」(ハヤカワ文庫)だ。“SF史上最悪のパラドックス”として評判を呼んだ衝撃作を、上田脚本史上“最高に緻密な時間のパズル”
で再構築し、松居監督が青春のもがき、輝き、そして感傷と希望で色鮮やかに綴ってみせた。
主人公の美雪を演じるのは池田エライザ。クラスメイトには橋本 愛久保田紗友倉 悠貴ら実力派が集結し、2つの年齢(2019年の現在と10年
前の高校時代)を鮮やかに演じ分ける。
300年後の未来からやってきた保彦役には、本作が映画初出演となる阿達 慶がオーディションで抜擢された。
1冊の小説をめぐる<青春ミステリ>は、いくつもの謎を抱え、思いもよらない方向へ―。
ノンストップで解き明かされる驚愕の真実のその先に、大人になった美雪たちが見たものとは。

Story

これは「私だけの物語」のはずだった―
高校3年の夏、転校生の保彦がやってきた。
彼はある小説を読み、憧れて、300年後からタイムリープしてきた未来人だった。
保彦と秘密を共有する美雪。やがて二人は恋に落ちた。
そして、7月21日、運命が大きく動く。保彦からもらった薬で、美雪は10年後にタイムリープする。未来の美雪は1冊の本を見せ、
「あなたが書く小説。……絶対書ける。」と告げる。それは保彦が未来で出会う小説―タイムリープから戻った美雪は、未来へ帰っていく
彼を見送った。「この夏の彼と私の物語を書き、必ず時間のループを完成させる」という約束を交わし。
10年後、小説家になった美雪は、ようやく出版にこぎつけた保彦との“自分だけの物語”を手に帰省する。―
しかし運命の日、いくら待っても10年前の美雪は来なかった。なぜ来ない!?
 
あの夏のタイムリープの謎と秘められた感情が、10年の時を翔けて明らかになる―
現在、過去、そして未来、時を翔けめぐり「リライト」される運命の行方は?

Cast

池田エライザ/石田美雪 役
Elaiza Ikeda
阿達 慶/園田保彦 役
Kei Adachi
橋本 愛/雨宮友恵 役
Ai Hashimoto
久保田紗友/林 鈴子 役
Sayu Kubota
倉 悠貴/酒井 茂 役
Yuki Kura
前田旺志郎/室井大介 役
Oshiro Maeda
山谷花純/長谷川敦子 役
Kasumi Yamaya
大関れいか/増田亜由美 役
Reika Oozeki
森田 想/桜井 唯 役
Kokoro Morita
福永朱梨/西山晴子 役
Akari Fukunaga
石田ひかり/大槻和美 役
Hikari Ishida
尾美としのり/細田先生 役
Toshinori Omi
長田庄平(チョコレートプラネット)
/佐野邦洋 役
Shouhei Osada
マキタスポーツ/多岐川 役
Makita Sports
篠原 篤/石田章介 役
Atsushi Shinohara
池田エライザ/石田美雪 役
Elaiza Ikeda
Comment
2023年の真夏。尾道の風は東京より幾分か涼しく肌馴染みがよく、映画の撮影なのか、別世界で別の私の人生を生きているのか…。わからなくなるほどの穏やかな時間を過ごしました。(まさか不思議な未来人と一緒だとは思わなかったけれど…)
美雪として過ごした日々は1年以上経った今も鮮烈に残っています。眩いばかりの甘苦い青春も、脇目も振らず一つのことに打ち込んだ日々も、きっと劇場にお越しになる皆さまにとっての、夏の思い出になると思っています。来年の夏が私も楽しみです。
阿達 慶/園田保彦 役
Kei Adachi
Comment
初めての映画が松居組で。僕はすごく恵まれているなと思います。

原作の「リライト」を読ませていただいた時、次の1ページが気になりすぎて気がつくと一晩で読み終えていたのと同じで、撮影期間も明日のシーンはどうなるのだろうと考えていたら、1ヶ月間の撮影も一瞬に感じました。

僕の演じる保彦は300年後からタイムリープしてきた未来人。
クラスメイトとは少し違った空気感を纏う事にいろいろと試行錯誤したことを覚えています。

保彦として撮影した僕の高校生最後の夏を、2025年の夏に皆さんにお届けできる事がすごく幸せだなと感じます。
見る度に様々な発見がある映画になっていると思いますので、公開まで一緒にドキドキしながら楽しみにしていただけたら嬉しいです。

久保田紗友/林 鈴子 役
Sayu Kubota
Comment
ずっとご一緒させて頂きたかった松居大悟監督、そして絶対的信頼の脚本上田誠さんのタッグ、クラスメイト達との出逢い、鈴子として尾道で過ごした夏は全てが新鮮なはずなのにずっと昔からこの場所にいたような夢と現実の狭間にいる感覚の日々でした。猫背になって身を潜めていたいと思えば期待するが故に欲深くなったり、きっと多くの方が鈴子と自身を重ねながらご覧頂けることを祈ってます。
倉 悠貴/酒井 茂 役
Yuki Kura
Comment
念願の松居組に参加できて、光栄です。
2年前の夏に過ごした尾道の記憶は、今でも鮮明に覚えています。尾道という場所の力に助けてもらいつつ、俳優部、スタッフの皆さんと撮影した1ヶ月間は、刺激的で、まさに最高の夏でした。
2年という月日を経てようやくこの映画を観ていただけることが楽しみでなりません。
どこか懐かしさと尾道の匂いを感じられる映画だと思います。
是非、お楽しみに。
前田旺志郎/室井大介 役
Oshiro Maeda
Comment
念願の松居組に参加できた事とても嬉しかったです。
松居さんが作り出す心地よい現場の雰囲気と同世代キャストのみんなが最高にマッチし、尾道で二度目の青春を味わえた気分です。
タイムリープというテーマと僕の役がどう関わるのか!
ネタバレになるのであまり多くは語れませんが、注目してください!お楽しみに!
山谷花純/長谷川敦子 役
Kasumi Yamaya
Comment
10年ぶりの松居組。
初めて出会った当初と何も変わらない松居さんの姿に、撮影中 スピッツさんのチェリーが頭の中で鳴り止まなかったです。敦子は、クラスの中でいう一軍女子。経験が薄い軍に、膝が震えました。
タイムリープものが増えてる昨今ですが尾道でしか残せない淡い香りが刻まれた作品です。
是非ご期待下さい。
森田 想/桜井 唯 役
Kokoro Morita
Comment
いつでも私に「青春」をくれる恩人、松居さん。今回はただ楽しんで!とだけ言われ、ご褒美のような作品でした。尾道という幸せの場所で、撮休の度に自転車で旅したり、本当に同級生たちとの夏休みを謳歌したようで。そんな関係性が作品に活きて、あの日々が瞬間瞬間、煌めいていました。言葉が尽きない!公開をお楽しみに。
福永朱梨/西山晴子 役
Akari Fukunaga
Comment
松居組に2度目の参加となります。そして故郷広島での撮影、これはワクワクするぞと撮影に入りました。私は部活に全力投球している晴子、そしてその10年後を演じています。
尾道の夏、その時にしかない瞬間が沢山詰まった映画です。ぜひ映画館で体感してください。お近くの方は尾道を散策するとさらに映画を楽しめると思います!
大関れいか/増田亜由美 役
Reika Oozeki
Comment
2023年の夏、亜由美として尾道で過ごした1ヶ月間はすごく幸せな日々で、まさに青春でした。亜由美はすごく明るくて、愛らしいおバカちゃんです。演じていながら元気をもらえるような子でした。やっとこの最高な映画が皆様に届くのかと思うと、楽しみで仕方がありません。ぜひ劇場で釘付けになってください。
石田ひかり/大槻和美 役
Hikari Ishida
Comment
私が、今回の主人公たちと同じ年頃の夏休みに、ここ尾道で大林宣彦監督の元、「ふたり」という映画を撮っていました。あれから30数年が経ち、母親役で尾道の地に戻ってこられたことに、大変な感慨を覚えました。大林監督から大きな影響を受けたとおっしゃる松居監督の演出を受けられたことも、幸せな出会いでした。尾道はやっぱり映画が似合います。不思議な物語も、尾道の景色も、どうぞお楽しみください。
尾美としのり/細田先生 役
Toshinori Omi
Comment
お話をいただいて…脚本を読んだら面白くて!『時をかける少女』へのオマージュを込めて?尾道でオールロケ!? 細田先生役、40年前の映画を観て勉強して現場に臨みました。
タイムリープって、大変だなぁ…。面白かった!!
長田庄平(チョコレートプラネット)
/佐野邦洋 役
Shouhei Osada
Comment
尾道のロケーションで描かれるストーリーとその情景の一部として参加出来た事に感動しています。
この作品の完成を待ち望んでいたので楽しみで仕方ありません。
美雪の編集者として、その世界観に合わせた僕の本気の演技を楽しんで頂けると幸いです。
マキタスポーツ/多岐川 役
Makita Sports
Comment
一見すると爽やかで、ノスタルジーも感じられる松居監督の映像世界の中で、編集者の多岐川を演じましたマキタスポーツです。「リライト」には生き直しというメッセージも感じられる作品です。もし自分が…という視点で、それぞれが主人公の気持ちで楽しんでください。
篠原 篤/石田章介 役
Atsushi Shinohara
Comment
美雪の夫の章介を演じています。未来人!タイムリープ!刺激的な言葉が躍りますが、僕はあの夏を通じて人を想う気持ちや応援する喜び、かけがえのない存在が居てくれることへのありがたみを経験させて頂きました。尾道で石田ひかりさん、尾美としのりさんと作品をご一緒させて頂けたことも、一人の映画ファンとして感慨もひとしおでした。ご家族一緒に3世代で映画館に行くのもオススメです!
橋本 愛/雨宮友恵 役
Ai Hashimoto
Comment
松居さんと久しぶりにご一緒できると聞いたときは、心躍りました。毒気に満ち溢れた物語が、松居さんの優しさでなんとも爽やかで柔和な読後感に変貌したように思います。
私が演じた友恵の膨れ上がった執念が、みんなの人生に蔓のように絡んでいくのが、苦しくも楽しかったです。
普遍的な学園青春ものかと思いきや。みんなの人生をかけた裏切りを、ぜひ楽しんでくださいませ。

Staff

監督:松居大悟
Daigo Matsui
脚本:上田 誠
Makoto Ueda
音楽:森 優太
Yuta Mori
監督:松居大悟
Daigo Matsui
Comment
師匠と映画を作りました。
ヨーロッパ企画の上田誠さんは僕の師匠でして、上田さんの作品に出会えていなかったら、今この創作の荒野に立っていないと思います。
師匠に「松居くんとやるならこの作品だ」と仰っていただいて、同い年のバンダイナムコフィルムワークス岡田さんが手をあげてくれて、何年もかけて台本を開発して。尾道で映画を撮りました。
自分と同じく福岡出身の池田エライザさんと、オーディションを経て出会えた阿達慶さん。他にも素敵な役者スタッフが参加してくれていますが、それはまたもう少し先の楽しみです。
こうしてようやくお知らせができることを幸せに思います。
映画『リライト』、2025年初夏という少し先の未来で待っててください。すぐに追いつきます。
Profile
1985年、福岡県生まれ。劇団ゴジゲン主宰。2012年『アフロ田中』で、長編映画初監督。『ワンダフルワールドエンド』(15)でベルリン国際映画祭出品、『私たちのハァハァ』(15)でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2冠受賞。
その後『アズミ・ハルコは行方不明』(16)、『アイスと雨音』(18)、『くれなずめ』(21)など。テレビ東京系列「バイプレイヤーズ」シリーズを手掛けるほか、J-WAVE「JUMP OVER」ではナビゲーターを務める。『ちょっと思い出しただけ』(22)で東京国際映画祭にて観客賞・スペシャルメンション受賞、日活ロマンポルノ50周年映画『手』でロッテルダム国際映画祭に正式出品するなど、枠に捉われない作風は国内外から評価が高い。
脚本:上田 誠(ヨーロッパ企画)
Makoto Ueda
Comment
ちょっと凄まじい青春タイムリープ小説がありまして。「リライト」というとんでもないのがあるんだよ松居くん、と興奮気味に伝えたら、松居くんも読んで同じように興奮したようで、これ映画にできたらすごくない?となり。原作の法条遥先生のご海容のもと、松居くんとただならぬ苦楽を共にし、そしたらほんとうに凄まじい映画ができました。監督なのに松居くんと書いているのは、15年来の旧知の仲だからです。だけど映画をつくったのはこれが初めてです。もう二度と作らなくていい、と思えたほどの、青春の煌めきと恐ろしさを閉じ込めた映画です。
Profile
1979年、京都府生まれ。劇作家、演出家、脚本家。ヨーロッパ企画代表。舞台「来てけつかるべき新世界」で第61回岸田國士戯曲賞を受賞。映画「リバー、流れないでよ」では第33回日本映画批評家大賞脚本賞受賞。
近年の仕事に、映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(日本語版脚本)「四畳半タイムマシンブルース」(原案・脚本)「前田建設ファンタジー営業部」(脚本)、テレビドラマ「時をかけるな、恋人たち」(脚本)「魔法のリノベ」(脚本)、テレビアニメ「ドラえもん誕生日スペシャル−のび太とギリシャのケーキ伝説−」、舞台「鴨川ホルモー、ワンスモア」(脚本・演出)などがある。
音楽:森 優太
Yuta Mori
Profile
1985年生まれ、愛知県出身。作編曲家。大学在学中より、劇伴音楽の作編曲、音源制作を開始。参加した主な作品は、NHK連続テレビ小説「虎に翼」(24)、「あなたのブツが、ここに」(22/NHK)、『明け方の若者たち』(21/松本花奈監督)、『朽ちないサクラ』(24/原廣利監督)、「問題物件」(25/CX)など。ゴジゲンの公演や、『くれなずめ』(21)や『手』(22)など5本の松居監督作品で劇伴を担当している。

Theme Song

主題歌:Rin音「scenario」(ROOFTOP/
ユニバーサルミュージック)
Official Website »
主題歌:Rin音
Comment
まず素敵な作品に主題歌として関われたことがこの上なく嬉しかったです。
作中の尾道の風景はとても美しく、どこか学生時代に見た景色とも重なるようでした。
特に作詞に関しては、自分を『リライト』の世界観にそのまま投影して書き進めていきました。
「小説のページを捲るように」「1行1行文字を追っていくように」を意識して曲を作り上げているので、是非とも劇場で映画とともに主題歌も聴いていただきたいです。
Profile
1998年9月16日生まれ、福岡県出身。18歳からラッパーとしてのキャリアをスタートさせ、数々のラップバトルに出演し頭角を現す。20年6月10日に1stアルバム「swipe sheep」をリリース。同年の「第62回輝く!日本レコード大賞」にて新人賞受賞。「Sister」(22/TBS)の主題歌や、「離婚しようよ」(23/TBS-Netflix)のW主題歌などを担当した。YouTubeチャンネルの登録者数19.8万人、ストリーミングの総再生回数4億回を突破。

Original

原作:法条 遥 「リライト」(ハヤカワ文庫)
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原作:法条 遥
Comment
全編にわたって、わりとゆったりと進行しているのに、要所でおさえるべきところをしっかりとおさえていて、それでいてくどくないような仕上がりになったのに驚いています。 展開上、過去編はさわやかに、それでいて含みを持たせなければならないのに、そうした難しい作りを、よどみなくストーリーに組み込んだ完成度が素晴らしいと思いました。 監督およびスタッフの皆様、そして出演者の方々に感謝を申し上げます。
Profile
1982年静岡県生まれ。2010年 第17回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作『バイロケーション』(「同時両所存在に見るゾンビ的哲学考」を改題)でデビュー。『リライト』とそれに続く『リビジョン』『リアクト』『リライブ』のシリーズ4部作に加え、『地獄の門』『バイロケーション スプリット『404Not Found』などがある。
池田エライザ
阿達 慶  久保田紗友  倉 悠貴
山谷花純 大関れいか 森田 想 福永朱梨 
若林元太 池田永吉 晃平 八条院蔵人
篠原 篤 前田旺志郎 / 長田庄平(チョコレートプラネット)  
マキタスポーツ  町田マリー  津田寛治
尾美としのり   石田ひかり
橋本 愛
監督:松居大悟   脚本:上田 誠   
原作:法条 遥「リライト」(ハヤカワ文庫)
主題歌:Rin音「scenario」(ROOFTOP / ユニバーサル ミュージック)  
音楽:森 優太
製作:河野 聡  菊池貞和  後藤利一  垰 義孝  
村松秀信  牧田英之  早川 浩
エグゼクティブ・プロデューサー:佐々木 新  清水一幸  
鈴木孝明  川上修弘  増田佳子  早川 淳
撮影:塩谷大樹  照明:藤井 勇  録音:竹内久史  
美術:相馬直樹  装飾:中村三五  衣裳:神田百実  
ヘアメイク:風間啓子
編集:瀧田隆一  音響効果:松浦大樹  
キャスティング:川村 恵  助監督:相良健一  製作担当:斉藤大和
プロデューサー:岡田直樹  ライン・プロデューサー:石井智久  
音楽プロデューサー:松田隼典  コ・プロデューサー:加倉井誠人
製作/配給:バンダイナムコフィルムワークス